1931年 大阪府出身。映画監督。『男はつらいよ』シリーズの他、『幸福の黄色いハンカチ』（77）『武士の一分』（06）『隠し剣 鬼の爪』（07）『母べえ』（08）など、数多くの作品を手がける。
02年の『たそがれ清兵衛』は、第76回米国アカデミー賞外国語映画部門にノミネート。10年の『おとうと』はベルリン映画祭で特別功労賞にあたるベルリナーレ・カメラを受賞。2012年3月現在『東京家族』を撮影中。
財団法人いわさきちひろ記念事業団理事長をつとめる。
1971年 東京都出身。19歳の時、是枝裕和氏のドキュメンタリーに出演し映像の世界へ。NHKディレクターを経て独立。
初監督作品は『マルディエム 彼女の人生に起きたこと』（01）。『にがい涙の大地から』（04）で、黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞、平塚らいてう賞を受賞。劇映画のシナリオ『川べりのふたり（仮）』（07）で、サンダンスNHK国際映像作家賞を受賞。
09年『ビューティフルアイランズ ～気候変動 沈む島の記憶～』（プロデューサー：是枝裕和）は、プサン国際映画祭アジア映画基金AND賞を受賞、日米でロードショー公開。
11年、東日本大震災後の福島第一原発4キロ地点まで赴き撮影。その直後に妊娠し、男児を出産。自身の出産と放射能をテーマに短篇ドキュメンタリーを発表予定。
